整理の後

トゥー・サンセッツ
自宅の物を減らす必要があり、手放すCDを選別しているとパステルズのCDが出てきた。今何をしているだろう、と調べてみると、新譜が出ていた! 新譜情報なんてまったくチェックしていないので、こんな機会でもなければ見落としていただろうなあ。早速、購入し繰り返し聴いている。なんだか昔の知人に道でばったり会ったような感じ。それでその後、すごく気分がよくなる、という類いの。





先日、次のイベントの為にお話を伺いに行った。どういったものになるか、よく分からないのだけれど、ちょっとした縁をたぐり寄せて何か紡いでみようかと。お話を伺っているうち、話が脱線して、疎開の話、広島の話になる。そのうち直に実体験を聞く機会がなくなるのかと思うと、フォーカスするところを間違ったかと、帰りに後悔。でも自分のやれることをやります。

また先日、作品がその持ち主と一緒に火葬されるという話(私の解釈が間違っている可能性も有)をビールを飲みながら伺う。作家曰く、「その姿は、最も美しく、作品にとって、在るべき場所であった」。アルコールと作家本人から伺ったそんな話にすっかりやられてしまった。

最近の入荷は、ブレッソン、イジスの50-60年代の写真集、立木義浩『私生活 加賀まりこ』、『NAOTO FUKASAWA』、『Otl Aicher』、『Walker Evans at Fortune』などなど。写真集は特にいろいろあるのですが、ちょっと間に合いません。週末には店頭に並べたいと思います。